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江別恵庭線 防B216地方道(基礎工)工事
土木事業
2019.02.15
第2回 工事進捗報告
皆様、こんにちは。2回目の工事進捗報告でございます。担当は今回もワタク
シK-TAでお送り致します。
さてみなさま、今回ワタクシが担当している工事、一体何をやっているかと申
しますと、「橋を支える橋台」を支える杭(くい)を地面の中に作っております。
下のイメージ図でいくと、赤い矢印で指している部分となります。
イメージ図にあるように、両端で橋を支えている構造物を「橋台(きょうだい)」
と呼び、橋台と橋台の間で橋を支えている構造物を「橋脚(きょうきゃく)」と呼ん
でおります。 橋台は大概「A1」・「A2」という名前が付けられているので
すが 、この『A』は、橋台を英語で表記した時の『abutment=アバットメント』
の頭文字となっております。現場では【アバット】と略して呼ぶ事が多いです。
橋脚は英語で『pier=ピア』なので、頭文字のPを付けて「P1」・「P2」・・
・と橋脚の本数分まで順番に数字を付けた名前になっております。現場ではその
まま【ピア】と呼んでいます。
しかし、この作業・・・全て地面の中で進んでいきますので、見た目には出来
上がっていく感じがちっともしておりません。
なので、地面の中でどんな風に出来上がっていくか、イメージCGを作ってみ
ましたので、ご覧ください。
・・・ご覧のとおり、この作業「穴を掘って、鉄筋挿して、コンクリート打
つ」の繰り返しなんです。単純で簡単そうに見えますでしょうか?
しかぁーし!! 地面に、まん丸い穴を真っ直ぐに60mもの深さまで掘るの
は、凄く難しいんです!! しかも、ほとんど目で見ることのできない地中深く
での作業の連続なんです!! コンクリートの打設がどこまで上がってきている
かなんて、心の目で見なきゃならないんです!! ただ「掘って挿して打つ」ん
じゃあないんです!! そして何より、現場が河川敷だから毎日猛吹雪に襲われ
てて寒いんじゃー!! ・・・って、伝わってますか?この過酷さ!アツい思
い!!!
・・・すみません、取り乱してしまいました。
と云うわけで、今回は穴を掘るための機材と、その穴に挿し込む鉄筋をご紹介
しようと思います。
まずは、「全周回転式掘削機」とその中に建て込む「ケーシング」です。「ケ
ーシング」は、掘る時のガイドになる部材で掘削機で回転させながら押し込んで
いきます。
![](http://www.maruhiko.co.jp/cms/wp-content/uploads/2019/02/P0000001-1024x768.jpg)
全周回転式掘削機
![](http://www.maruhiko.co.jp/cms/wp-content/uploads/2019/02/P0000042-1024x768.jpg)
ケーシング
そして、掘削した穴に挿し込む鉄筋になります。鉄筋は長い状態だと運べない
ので、分割して搬入し挿し込みながら繋いでいきます。
![](http://www.maruhiko.co.jp/cms/wp-content/uploads/2019/02/P0000003-1024x768.jpg)
鉄筋かご搬入完了
実際の作業の様子は、次回の更新にてご紹介することと致します。
これにて、第2回工事進捗報告を終わります。ご高覧ありがとうございまし
た。
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