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胆振東部消防組合消防本部・厚真支署庁舎・消防団拠点施設建築工事
建築事業
2025.05.09
杭工事
現在の胆振東部消防組合消防署厚真支署庁舎は築50年が経過し、老朽化や施設の狭さといった課題が顕在化しています。
これを受けて、当社苫小牧支店では、新たな消防庁舎の建設工事を進めています。
この庁舎は、
・消防対策活動拠点として機能を発揮できる施設
・訓練・教育の拠点となる施設
・人と環境にやさしい施設
という3つの要素を兼ね備えたものとなる予定です。
今回は、その工事の初期段階にあたる「杭工事」の現場を見学してきました。
杭工事とは、建物を支えるために地盤を強固にする重要な工程で、建物の安定性を大きく左右します。


▲下杭の建込状況→上杭の建込状況です。
杭が長すぎて、遠くから撮らないと全体が収まりません。

今回打設された杭は、長さなんと30m。
私がこれまで見た中でも最長のものでした。杭が長いため、上下2本に分けて、それぞれを現場で接続し、打設します。
下杭を地面に打設してから、上杭と下杭をこのように接続プレートを用いてつなぎ合わせています。

後日、改めて現場を訪れた際には、すべての杭の打設が完了し、「捨てコンクリート」の打設まで終了していました。地面から見える円形部分が杭の頭で、「FTキャップ」という杭頭と基礎を接合するためのキャップが被せる工法を用いています。

この後は、いよいよ建物の土台となる「基礎工事」へと進んでいきます。
新消防庁舎が地域の安心と安全を支える重要な拠点となるよう、今後も進捗を随時お届けします。
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