工事進捗報告２　開拓の村　～最終～

2回目の更新で最後となります！

前回11月中旬までの内容を掲載しましたので、今回は11月下旬から竣工までを掲載していきたいと思います。

内部では土間の補修がありました。

葺きあがった屋根の棟の部分に棟押え、その上に化粧棟の順につけていきます。

そして武井の一部の屋根には、このように棟飾りがついていましたので、それも新しくしました。

この棟飾り、数か月をかけて、大工さんの手作業で製作しました。

雲形の加工、彫刻、とてつもない労力と繊細な作業．．．まさに職人技ですね。

外部の作業がすべて完了すると、シート、上屋、足場の順に解体していきます。

奥のほう(武井商店側)からシート解体　　　　　武井商店側上屋解体

三ますそば屋側上屋解体　　　　　　　　　　　足場解体

上屋解体中の武井商店の様子です。

建物に太陽の光が当たるようになると、やっと終わりだなと実感します。

足場の解体が終わると、木塀の既存復旧と新設、内部では畳の新設です。

まずは南側木塀からですが、こちらは工事中も既存の塀を残していましたので、

一度撤去してからの新設を行います。

完了です！

北側の木塀ですが、こちらは工事の最初のほうに既存の塀を外して保管していました。

ただ、すべてが使えるわけではなかったので、腐食していた部材に関しましては、撤去して新設しました。

内部の畳は新しくなっているため、畳の良い匂いがしております。

これですべての工事が完了しましたので、ビフォーアフターをざっくり見ていきたいと思います。

まずは旧武井商店外部

Before　　　　　　　　　　　　　　　　　　　after

旧三ます河本そば屋外部

Before　　　　　　　　　　　　　　　　　　　after

古い建物だったため、解体してから調査を行い腐食等の、状況を確認し最良の改修方法を考えたりと、色々なことがありましたが、無事竣工いたしました。

工事に関わっていただいた皆様、施設スタッフの方々のご協力のおかげで工事を終えることができました。

現場からは以上です。